阿部秀樹 Hideki abe

写真家

1957年、神奈川県藤沢市生まれ。鎌倉稲村ケ崎育ち。立正大学文学部卒業後の22歳のときに葉山で本格的にダイビングと水中写真を始める。サラリーマン時代にフォトコンテストにおいて数々の賞を受賞、その後水中写真家として独立。水中生物の生態撮影が得意分野で100種にわたる生態行動をアマチュア時代から追いかけテレビ番組等で活躍、コーディネートも行っている。また30年の歳月を費やして取り組んでいる浮遊系生物の撮影や、イカやタコの撮影では国内外の研究者とも連携した貴重な映像・撮影をおこない国際的な評価を得ている。近年は、和食の知見を活かした撮影活動にも力を入れている。
また、フォトセミナーでは初心者から上級者まで各々のレベルに合わせたプログラムに定評がある。静岡県伊豆の国市在住。主な著作としてTV番組「ダーウィンが来た」「Wild Life」、書籍『イカ・タコガイドブック』『ネイチャーウォッチングガイド海藻』『魚たちの繁殖ウォッチング』『美しい海の浮遊生物図鑑』、『和食の出汁」などがある。

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一つの被写体に対して数年を掛けることもある撮影スタイルが阿部さんの身上。苛酷な潜り方になることも少なくないと言います。Photo by T.Sakurai


大深度から浅い中層を浮遊する生物の撮影まで広く取り組んできた阿部さん。水中バランスがいいNauticamは浮遊生物を狙う中層での撮影でも威力を発揮しています。Photo by K. Matsuno

走る船からも、不安なく飛び込める

Nauticamをひと言でいうと”どんなときでも信頼できる”ハウジングです。
10年以上使っていますが、走っている船からバ〜ンと飛び込んでも、滝壺で打たれる撮影でもビクともしない。水もれもいっさいありません。裏蓋をパチン錠でロックするタイプのハウジングは、瞬間的に強い衝撃がかかるとパチン錠のバネが一瞬緩むんですね。それで、水が数滴入る体験をかつて何度かしましたが、インターロック式のNauticamはその心配がないので、苛酷な場面でも不安なく使えます。自然相手の撮影では何時もが一期一会、どのようなチャンスも逃さない絶対的な信頼感がもっとも大切だと考えています。

レンズ交換、慣れれば1分!

堅牢性はもちろんですが、Nauticamは拡張性が素晴らしいです。ポートの種類が多く、いろいろなレンズを使うことができる点で映像表現の幅を広げてくれます。今、ワイド用とマクロ用合わせて4つのポートとエクステンションで、合計10本のレンズを使っています。表現の多様性、その選択肢の多さは大きな魅力です。
ポートは種類が多いだけでなく、交換が簡単です。ぐるぐると回すねじ込み式ではなく、ロックレバーを下げるとスッと抜けます。そして、ポートを外せば、カメラをハウジングから出さずにレンズ交換ができます。慣れればものの1分ですよ。

バキュームリークセンサーで水漏れ対策万全

防水状態をモニターできる「バキュームリークセンサー」は絶対に付けてほしい機能です。オプションですが、これを使っていて、カメラを水没させた知り合いはいません。本当によくできています。
”安心を買える”と言ったらオーバーに聞こえるかもしれませんが、100回に1回くらい、うっかりセットを忘れて潜ってしまうことがあります。水中でそれに気がついたときのショックといったら…(笑)。水から上がるまで心配で気もそぞろになります。

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WORKS


スーパームーンの晩に月光で撮影したサンゴ。機材はNA D500を使いましたがISOを上げすぎるとノイズが酷くなります。シャッタースピードを1/10程度になるISOを選択、ハウジングを股で挟んでカメラブレを防ぎました。シャッターの操作性が悪い機材では撮影できない作品です


・ハウジング:NA D500
・カメラ:NikonD500
・レンズ:AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED


中性浮力を保ちながら手ブレを防ぎ、確実なフレーミングすることに力を注いだ作品です。このような撮影では45度ファインダーの優位性とハウジングの操作性のすばらしさが、イメージ通りの作品作りを可能にしてくれることを実感した思い出があります。


・ハウジング:NA D800
・カメラ:NikonD800
・レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED


長年浮遊系の撮影に取り組んできましたが、被写体の魅力だけにとらわれず、いい写真とは何かを常に意識して撮影してきました。行き着いたところは、必ず写り込むゴミの存在をいかにきれいに写すかでした。実はこのような撮影では被写体の周りにあるゴミの表現が最も難しいのです。完全に手ブレを押さえ込むにはシャッターレバーがガタツキなく押せることが重要になってきます。


・ハウジング:NA D810
・カメラ:NikonD810
・レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

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MATERIALS

阿部秀樹さん愛用Nauticam

NA D500 for Nikon D500

主にワイド撮影で愛用しているのがNA D500

ハウジング NA D500 ¥428,000
ポート ATNA 170ガラスドームポート ¥98,000
  NAエクステンションリング30 ¥38,800
オプション NA スーパービューファインダー45 II  ¥138,000
  NA バキュームバルブII M16 ¥28,000
  HDMI出力ポート  
合計   ¥730,800
(税込¥803,880)
*写真のセットでは、レンズは、AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED。
*このほか、ワイド系では、NIKON 14-24mm、10-24mm、SIGMA14mm、20mm、24mmも保有。複数のエクステンションを使い表現を変えている
*ワイドポートはアクリル製ドームのNA100ドームポートも併用
*マクロポートはNA D810と共用

阿部さんはシャッターレバー、絞り・フォーカスダイヤル、グリップなどを、より自分の手に馴染むように手を加えて使っておられます

NA D810 for Nikon D810

浮遊系撮影で使うことが多いNA D810(マクロ撮影仕様)

ハウジング NA D810(販売終了) ¥428,000
ポート NAマクロポート N60G ¥46,800
オプション NA スーパービューファインダー45 II  ¥138,000
  バキュームバルブII M16 ¥28,000
  HDMI出力ポート  
合計   ¥640,800
(税込¥704,880)
*レンズは、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
*AF-S DX Micro NIKKOR 40mmf/2.8G対応のNA マクロポート45も併用
*ワイドポートは、NA D500と共用

阿部さんはシャッターレバー、絞り・フォーカスダイヤル、グリップ、60mmポートフードなどを、より自分の手に馴染むように手を加えて使っておられます

その他

アーム NA カーボンフロートアームII 175mm520 ¥15,000
(税込¥16,500)

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